口腔外科

口腔外科

口腔外科とは

口腔外科とは

口腔外科とは歯や歯ぐきだけでなく、顎・頬・口の中の粘膜などのお口の周りの症状を診ることができる診療科目です。また親知らずの抜歯、顎関節症などの症状にも対応しています。

提携している大学病院や口腔外科専門医にご紹介しますので、どの病院に行ったらよいか分からない方もご相談ください。

親知らずの抜歯

親知らずはなぜ痛みが出るのか?

親知らずの抜歯

親知らずは永久歯の中で一番最後に生えてくるため、スペースが足りないことも少なくありません。

斜めや横向きに生えてくると汚れが溜まりやすくなり、痛みなどお口のトラブルを生じます。腫れや痛みを繰り返す、むし歯や歯周病になる、横向きに生えて隣の歯を押している場合には抜歯が検討されます。

抜かなくても良い親知らずとは

親知らずは必ずしも抜歯が必要なわけではありません。
真っすぐ生えている」「腫れや痛みなどのトラブルがない 」場合には、将来ブリッジなどの支台歯として活用ができる可能性があります。

また、移植歯として親知らずを活用することもあり、トラブルが無い場合には抜歯をしないで大切な天然歯として保存します。

親知らずの抜歯時の痛みと時間

親知らずの抜歯時の痛みと時間

親知らずの抜歯の際には、局所麻酔を行うため、抜歯の際の痛みはほとんどありません
麻酔の効果が無くなる時に痛みが出る場合がありますので、あらかじめ痛み止めを服用することで痛みを軽減できます。

また、抜歯時の時間は平均20~30分程度です。
ただし、「斜めに生えている」「根の形が複雑な形をしている」など難易度が高い親知らずの場合には30分~1時間程度かかることもあり、大学病院や専門医にご紹介するケースが多いです。

親知らず抜歯の費用

親知らずの抜歯は保険が適用され、3割負担の場合はお薬代を入れておおよそ1,000~5,000円程度になります。
ただし骨を削ったりする場合には費用が高くなります。担当医にご相談下さい。

噛み合わせ

噛み合わせ

噛み合わせが悪いと、一部の歯に強く負担がかかることがあります。これによって全体のバランスが崩れたり、歯を失ってしまうことがあります。
原因は様々ですが、後天的な理由としては歯周病や生活習慣、補綴物(詰め物・被せ物)が合っていないことで起こることがあります。

小出歯科医院では定期検診にて噛み合わせを確認し、必要に応じて調整します。

顎関節症

顎の関節に異常が起きる病気で、生活習慣やケガなどさまざまな原因で発症します。

「口が開きにくい・顎から音がする・食事の時に顎が痛い」などの症状があり、悪化すると外科手術が必要になる 場合もあります。顎に違和感を感じたら早めに受診することをおすすめします。

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは歯にとても強いダメージを与えます。繰り返してしまうことで、歯が割れたり、知覚過敏を起こすことがあります。また歯だけでなく、毎日強く噛み合うことで顎の筋肉や関節にまで悪影響を及ぼします。
他にも治療した詰め物がすぐ悪くなってしまう、歯並びに悪影響が出る場合も考えられます。

当院では日常生活時や睡眠中に着用いただくマウスピースを作成しております。

歯の怪我

転んだり、ぶつけたりして歯を怪我した場合は口腔外科を受診しましょう。

歯が抜けたり折れたりした場合にはご連絡の上、その歯を持ってできるだけ早く来院して下さい。状態によっては、歯を戻すことができる可能性もあります。

歯が欠けた

歯が欠けた場合には程度にもよりますが、歯科用プラスティックで修復ができる可能性があります。また神経の処置が必要な場合には、神経を抜いた後に被せ物を装着します。

歯が折れた

歯が折れてしまっても、根が残っている場合には、その根の部分を土台にして差し歯の治療をします。ただし、この治療は根が残っていることが条件になるため、全て抜けてしまった場合には差し歯の治療はできません。

患者様に合った治療法をご提案いたしますので、早めの受診をお願いいたします。

歯が埋まった

転倒や交通事故などの強い衝撃があった場合、歯が埋まってしまったり、顎の骨を折ったりする場合があります。
歯が埋まっている場合、歯を支えている組織や歯ぐきに損傷が起きていることが多く、顔の変形なども伴うこともあるため、早めに歯科医院を受診しましょう。

歯周外科治療

歯周外科治療は、歯周基本治療を行っても炎症が改善しない場合(中等度〜重度歯周病の方)に行う外科手術です。
歯肉を切開し、内部に付着した歯石や感染物質を直接取り除き、縫合します。手術の際は局所麻酔をするため、痛みはほとんどありません。

歯周外科について

粘膜疾患

粘膜疾患とは?

粘膜疾患

お口の中の粘膜とは「歯ぐき」「頬」「舌」など、広範囲な部分を指します。
粘膜はお食事・被せ物・入れ歯・矯正器具などによって刺激を受けやすく、症状が現れやすい部分です。

口腔粘膜は、「お口の中に原因があるもの」「全身疾患が関係しているもの」「皮膚疾患の症状の一つ」に分類され、場合によっては他の科の医師と連携して治療することもあります。

口内炎

体調不良やストレスによって免疫力が低下している時に口内炎が出来やすくなります。
また口内炎はその部分を噛んでしまったり、入れ歯や矯正器具が当たった時にも起こります。

一般的には自然に治ることも多い口内炎ですが、2週間以上続く場合には他の原因がある可能性もあるため、歯科医院への受診をおすすめしています。

口腔がん(悪性腫瘍)

口腔がん(悪性腫瘍)

お口の中にできるがんの総称で、できる部位によって、「舌がん」・「歯肉がん」・「頬粘膜がん」ともいわれます。
その中でも舌がんは発生頻度が高いがんで、手術療法・抗がん剤療法・放射線療法などを症状に合わせて単独で行ったり、組み合わせて行ったりします。

口腔がんは他のがんと同様、早期発見が非常に重要です。小出歯科医院でも口腔がんの疑いがある粘膜疾患を発見した場合は、精密検査が行える病院を早急にご紹介します。

その他の粘膜疾患

お口の中の乾燥によって舌のひび割れ・口臭などの原因になる「口腔乾燥症」や、常在菌のカンジタ菌が免疫低下で繁殖して炎症を引き起こす「口腔カンジタ症」などがあります。

それぞれ口腔保湿剤や唾液腺のマッサージを行う、お薬を服用するなどの治療があります。

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